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zoom RSS ショパン:マズルカ 第48番 へ長調 作品68-3 遺作

<<   作成日時 : 2012/06/01 02:39   >>

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♪今日の試聴BGM♪

ショパン作曲:マズルカ 第48番 へ長調 作品68-3 by Tomoro




Chopin : Mazurka No.48 in F major Op.68-3 /Tomoro
● 作曲年:1829〜30年頃
● 出版年:1855年
● 献呈者:エミリア・エルスネル


 【ジャンル解説】
マズルカは、ショパンの祖国ポーランドの民族舞踏の一種です。
中部マゾフシェ地方の快活なマズル、
西部クヤヴィ地方のゆったりしたクヤヴィアク、
南部シロンスク地方の急速なオベレク、
の三つに分類され、主に農民によって踊り継がれてきました。

ショパンのマズルカは、それら三つの要素を巧みに融合させながら、独創的で芸術性の高い作品に仕上げられています。


 【作品解説】
《マズルカ第48番》は、作曲者の生前には出版されず、ショパンの死後、友人で音楽家でもあったフォンタナによって、1855年に出版された一連の遺作集に収められ、発表されました。
作品番号はその際にフォンタナが付けたもので、版によっては《第50番》としているものもあります。
最新のナショナル・エディション(エキエル版)のマズルカ遺作集では、《第46番 ハ長調 作品68-1》に続いて5番目に収録されています。

この作品は、その《第46番》と同じく、ワルシャワ音楽院の院長でショパンの作曲の師であったエルスネルの、その娘エミリア・エルスネルのアルバムに書き込まれていたものです。
なので、ワルシャワ時代の最後の頃(20〜21歳)に作曲されたものと考えられています。
この頃のショパンは、ウィーンへ旅立つ事に思いを馳せる一方で、祖国を離れる事への郷愁も募らせていました。
そのせいか、それに前後して、この時期には比較的マズルカが多く書かれているようにも見受けられます。


この曲に関しては、版による違いはほとんどありません。
数箇所にスタッカートの有る無しがあるだけで、音そのものはどれも同じです。
ただし、従来の版では全般にわたってペダルを細かく踏んでいますが、ナショナル・エディションでは2箇所でしか使われておらず、中間部のオベレク部と、中間部からマズル部に戻る頭の小節で使われているのみです。

ちなみに本稿ではナショナル・エディションを採用しています。
この曲には、非常にシンプルなマズルでありながら、どこか軍隊あるいは英雄ポロネーズ的な勇壮さがあり、ペダルを使用しない方が曲の持つ快活さがよく出ていると思うからです。


ちなみに私は、謎とされているショパンの生年月日に関しては、「1809年3月1日」説を採っております(※その根拠はこちらで)。
なので、本稿ではそれに則ってショパンの年齢を数えています。


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