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zoom RSS ショパン:フーガ イ短調 遺作 KK IVc-2/BI 144

<<   作成日時 : 2011/02/08 08:24   >>

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ショパン作曲:フーガ イ短調 遺作 by Tomoro




Chopin : Fugue(Fuga) in A minor Op.posth. /Tomoro

● 作曲年:1827年、または1841年
● 出版年:1898年
● 献呈者:なし


 【ジャンル解説】
フーガは、「遁走曲」と和訳されているように、対位法で書かれた、バロック時代における重要な音楽ジャンルの一つです。


 【作品解説】
ショパンのフーガは、2声のためのフーガです。
彼がワルシャワ音楽院に入学し、エルスネルの下で対位法などの作曲技法を本格的に学んでいた、当時18歳頃の習作の一つと考えられています。
その一方で、1841年頃にショパンが生徒のために書いたものとする説もあります。
尚、こう言った作品を系統だって分類する手立てとして、ポーランドのショパン研究家クリスティナ・コビランスカ(Krystyna Kobylańska)による『作品番号のない作品目録』の分類番号「KK」があり、そこではこの作品は「KK IVc-2」とされています。
更に、 モーリス・J.E.ブラウン(Maurice J.E. Brown)がショパンの全作品に与えた作曲順の通し番号「BI」では、この作品は「BI 144」とされています。

フーガと言えばバッハの作品が有名ですが、ショパンがバッハを敬愛していた事はよく知られています。
フーガにはいくつかの決まり事があるのですが、ショパンはソナタを書く時でもそうでしたが、彼は必ずしも、そう言った形式上の原則通りには作曲していません。
インスピレーションの赴くままに自由な発想で作曲し、演奏するするショパンには、厳格な形式を重んじる音楽は、不向きと言うよりも、むしろ、深く追求する対象ではなかったのでしょう。
彼が既存の詩に曲を付ける事をあまり得意とせず、どんなに勧められてもオペラを書こうとしなかった理由も、それと同じ理由によるものだと私は考えています。

いずれにせよ、このフーガは、一聴してとてもショパン作品とは思えないようでありながら、やはりショパンらしい旋律感覚が垣間見える、そんな、希有な味わいある作品だと言えましょう。

ちなみに私は、謎とされているショパンの生年月日に関しては、「1809年3月1日」説を採っております(※その根拠はこちらで)。
なので、本稿ではそれに則ってショパンの年齢を数えています。


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